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逆子ちゃん(Breech)って言われたら…?
検診で逆子って言われたらどうしましょう?多くが帝王切開につながってしまいますね。
むしろ逆子で経膣分娩はリスクが大きいので、帝王切開のほうがかえって安全かもしれません。
でも、できれば逆子は直したい。30週未満はまだ赤ちゃんも子宮のスペースがあってくるくる動きやすいのですが、30週過ぎるとだんだん動きにくくなってきます。この辺りで逆子は直っていてほしいもの。お母さんができる逆子直しのいくつかのヒントをご紹介しましょう。
1. 赤ちゃんに毎日たくさんたくさん語りかけましょう。
お腹に優しく手をあてて、赤ちゃんにお話しかけてください。
赤ちゃんにはおかあさんの声は骨を通して響くので
とても良く聞こえます。頭をくるんと下に向けてちょうだい、
そうしないとママ困っちゃうよ。早くあなたに会いたいから
頭を下にしてちょうだい…、そんな風に毎日語りかけてください。
2. MOMのエクササイズで体を温め、筋肉を柔らかくして骨盤をゆらゆら動かしてみましょう。
MOMでご紹介するエクササイズはとても簡単。たった3分で体内からぽかぽか体を温めてくれます。
育児動画を見ながらぜひやってみてください。これで体を温めてから以下の逆子体操をやってみましょう。
http://www.canadamombaby.com/#!/c20yu
3. 2番のあとに逆子体操をしてみましょう。
A. 膝胸位体操
胸を床につけて、膝立ち、おしりをできるだけ高く突き出します。
この姿勢を一日1~2回10分~15分やりましょう。
そのあと、ゆっくり膝を曲げ、おしりをおろして、
頭を急にあげないように横向きの姿勢になって10~15分休みます。
その時、赤ちゃんの背中側が上になる横向きにしてください。
この休憩姿勢(側臥位)は以下の体操の後もいつもやってください。
すぐ起き上がって頭をあげないように。
また夜お休みになる時も赤ちゃんの背中を上にして休んでみてください。
B. ブリッジ
腰の下に布団や枕を入れて腰を30cmくらいあがるようにしてあもむけになり
その姿勢で15~20分。頭や首に枕を入れてかまいません。
もうひとつは壁に脚を向けて仰向けになり、お尻の下に布団を入れて
ももから脚全体は壁にそって垂直に立てます。
その姿勢で15分。
4. 一日30分のウォーキングをしましょう。
自然に手を前後に振りながら、少しだけ歩幅を広くゆっくり30分ほどのウォーキングを毎日やってみましょう。
5. 逆子直しのツボ刺激をやってみましょう。
鍼灸によって逆子を直した、という話はよく聞きますし、実際、日本の助産院などでも取り入れているところもあります。鍼灸の刺激によって逆子が確実に治る、というわけではありませんし、科学的に証明されているわけでもありません。しかし、鍼灸によって胎児の活動性が10~20%あがることは医学的に実証されています。すなわち、鍼灸の刺激が何らかの誘引となって胎児の活動性をあげるため、それによって体位変換が起こりやすいのではないでしょうか。試してみても良いかもしれませんが、素人判断で行うのは危険な場合もありますので、まずはプロの施術者に相談するようにしてください。
逆子直しで使用されるツボが至陰(しいん)と三陰交(さんいんこう)という2つのツボだそうです。
1回3~5秒くらいかけて、ほどよい痛みを感じる程度で押してみてください。
6. 下半身が冷えやすいひとは逆子になりやすい、という説もあります。医学的に証明されているわけではありません。でも下半身の冷えは血液の循環を悪いというわけですから、妊婦さんでなくてみ良くないこと。MOMのエクササイズは血液循環をよくしてくれますから、是非試してください。また寝る前に下半身浴をしたり、リンパマッサージをしたり、足元を温めて、少し脚を高くして(膝のうらに枕を入れる)休むようにしましょう。
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